【三大支出について①住宅】

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人生においては、三大支出と呼ばれるものがあります。

これは金額の大きさもさることながら、人生において重要な役割を持つものであり、欠かせない支出という意味でもあります。

その三大支出の1つが、住宅資金です。

住宅資金というのは具体的にどのようなものなのか、解説します。

住宅資金とは?

多くの人が、人生において最高額の買い物となるのが、マイホーム購入です。

もちろん、全員が購入するとは限りませんが、購入する場合は重要なターニングポイントとなることも多いでしょう。

三大支出の中で、住宅資金は他の支出と違い、確実に予定を立てることができる資金です。

住宅費用の金額から支払いタイミングまで、自分でコントロールすることが可能なので、ライフプランニングにも組み込むことができます。

住宅ローンは、一般的に働けるうちに返していくものと思われています。

しかし、昨今は婚姻年齢も上がり晩婚化が進んでいるため、教育資金のピークが定年後になることも増えていて、働いているうちに全額を返済する余裕がないかもしれません。

その場合、急いで住宅ローンを返済するよう返済計画を立てるのではなく、教育資金などの出費を先に終えてしまい、住宅ローンは退職金で繰り上げ返済するという方法も在ります。

マイホームを購入する場合は、エリアによって価格が異なります。

また、新築か中古か、マンションか一戸建てかでも価格は異なります。

それぞれのケースで、平均購入金額や諸費用などを解説します。

新築のマンションの平均購入価格は、約4,400万円です。

諸費用は3~5%ほどかかり、固定資産税や維持管理費、修繕積立金などもかかります。

手元に用意しておく必要がある準備資金は、700万円ほどとなるでしょう。

新築の土地付き注文住宅の平均購入価格は、約4,100万円です。

諸費用はマンションよりも高く、6~10%ほどかかります。

購入する際の手元準備資金は、450万円ほどです。

新築の注文住宅は、土地代を除いて平均購入価格が約3,400万円となります。

諸費用は同じく、6~10%ほどとなります。

必要な手元準備資金は、約640万円です。

建売住宅の平均購入価格は、約3,500万円です。

諸費用は同様に、6~10%となります。

手元準備資金は、約300万円必要となります。

中古の場合、マンションの平均購入価格は約3,000万円であり、手元準備資金は約310万円です。

一戸建ての場合は平均購入価格が約2,500万円で、手元準備資金は約200万円必要です。

住宅購入の相談は?

マイホームを購入した場合は、その後一生住み続ける可能性も高いため、なるべくいい家に住みたいと思う人も多いでしょう。

しかし、そこで不安になるのが、住宅ローンの返済計画です。

今の予定では問題なく返済できるはずでも、今後のライフイベントで見逃していることはないか、また

これ以上の額の住宅ローンは組むことができるのか、ということが気になるかもしれません。

そういった時に相談する相手となるのが、ファイナンシャルプランナーです。

ファイナルシャルプランナーは、人生におけるお金の悩みの専門家であり、ライフプランや資金計画を立てて何が必要か、どうすればいいのかをアドバイスしてくれるのです。

生命保険を提案するのがファイナンシャルプランナーの仕事だと思っている人も多いのですが、実は、それ以外の様々な資金などの悩み相談もできます。

不安がある場合は、一度ファイナンシャルプランナーに相談してみることをおすすめします。

まとめ

人生において最も大きな額の買い物が、マイホームです。

三大支出の1つである住宅資金はまとめて用意する必要はなく、手元準備資金だけ用意して後は住宅ローンで支払い、後々返済していくのが一般的です。

しかし、その返済計画に間違いがないか、不安に思う人もいるでしょう。

そういった場合は、ファイナンシャルプランナーに相談してみるのがおすすめです。

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