30代になると、結婚している人も多くなり保険への加入の必要性も高まってきます。
しかし、保険には様々な種類があるため、どの保険に加入するべきか悩む人もいるでしょう。
30代は、どのような保険に加入するべきなのでしょうか？
30代にオススメの保険について、解説します。
保険に加入するメリットとデメリット
現在、平均初婚年齢は男女共に30歳前後となっているため、30代になると結婚をする人も増えてきます。
そこで必要になるのが、保険への加入です。
実際に保険が必要になる機会がまだ少ない年代ではありますが、それでもそろそろ保険に加入することを考えたほうがいいのです。
30代で保険に加入するメリットとデメリットについて、解説します。
医療保険や生命保険に加入する場合は、健康診断の結果など健康状態を保険会社に告知する必要があります。
この時、健康状態があまりよくなかったり過去に重大な病歴があったりした場合は、保険に加入できないことがあるのです。
年を重ねるごとに健康リスクが高まっていくため、ある程度の年齢になると、保険に加入したくても、健康状態を理由に断られてしまうこともあります。
しかし、30代であればまだまだ健康なので、健康状態に特段の問題がない限りは断られる可能性も低いでしょう。
また、生命保険の保険料の計算は、加入時の年齢が基準となります。
年齢が高ければ高いほど健康リスクも高まるため、たとえ加入できたとしても、保険料は割高になってしまうのです。
保険料が安いとは言っても、早く加入すれば、その分長く支払うことになるため、トータルでは支払う金額が増えてしまうのではないかと思うかもしれません。
ところが、実際には早く加入するほど支払う保険料の総額も少なくなります。
しかし、実際に保険を必要とするケースはごく稀です。
利用する機会がないということは、健康である、ということなので、それに越したことはありません。
保険は相互扶助の精神によって成り立つため、支払った保険料は保障が必要な人の役に立っています。
また、加入した時と将来的に保険を必要とする時とでは、必要な保障が異なるケースもあります。
その場合、保障内容が合わなくなってしまうため、定期的に見直しをする必要があります。
30代で加入するべき保険の種類
保険には様々な保険があるため、どれに加入していいかわからないことも多いでしょう。
保険の中でも、30代の人が加入するべき保険を紹介します。
また、独身者や既婚者、男女別の必要性についても紹介します。
30代で加入するべき保険として、まずは医療保険があります。
ケガや病気による入院・治療の費用を保障する保険で、公的保険の高額療養費制度ではカバーしきれない分を補うことができます。
医療保険は、独身者も既婚者も加入した方がいいでしょう。
医療保険、もしくは医療特約は、30代であれば90％以上が加入していると言われています。
まだ若いからと油断せず、万が一に備えておきましょう。
また、働くことができない期間が長引いたときのために、就業不能保険にも加入することをおすすめします。
長期間入院した場合、収入が減少または無くなる可能性が高く、それに加えて出費もかさむので、カバーする保険が必要となるのです。
既婚者であれば、自分に何かあった時に家族の生活を守れるよう、死亡保険に加入しておくこともおすすめします。
残される家族のためにも、加入しておくべきです。
また、30代の方はがん保険に加入した方がいいでしょう。
特に女性の場合、女性特有の乳がんなどがあるため加入することをおすすめします。
日本人の死因の多くを占めるがんへの備えは、怠らないように気を付けてください。
子どもがいる家庭では、子どもの成長に合わせてお祝い金や満期保険金がもらえる学資保険への加入もおすすめです。
万が一の場合も、子どもの教育資金を確保できるので、是非加入しておきましょう。
まとめ
30代になると結婚する人も多く、保険に加入する人も増えてきます。
しかし、保険には多くの種類があるため、どれに加入していいのか悩む人も多いでしょう。
加入しておいたほうがいい保険としては、医療保険や死亡保険、学資保険などがあります。
紹介した保険の中から、備えておきたいことへの保障があるものを選びましょう。
