【若者の保険加入】高校生が保険に加入するメリットやポイントについて

保険の知識

保険は病気やケガなどに備えるために加入するものです。

病気やケガのリスクは誰もが抱えているため、加入するのはある程度年齢を重ねた方だけとは限りません。

では、10代の高校生が保険に加入することはできるのでしょうか?

今回は高校生の保険加入について、さまざまな観点から解説します。

高校生は保険に加入できる?

結論からいうと、高校生でも保険に加入することは可能です。

保険に加入するか否かは、年齢で考えるものではありません。

自身の生活スタイルや考え方、ケガや病気などを考慮し、必要性があれば加入すべきです。

保険の内容によっては、就業不能保険など、高校生では加入できないものもあります。

しかし、死亡保険や医療保険などについては、早く加入するに越したことはありません。

死亡やケガ、病気は誰しもに起こることであり、高校生だからケガをしない、死亡しないとは断言できません。

必要性を感じ、保険に加入したいと思ったときが加入のタイミングです。

高校生が保険に加入するメリット

高校生が保険に加入するメリットとしては、やはり保険料が抑えられることが挙げられます。

一般的に、保険会社は集めた保険料の中から保険金として支払う分を抜き、事務手数料や保険会社の利益を踏まえた上で、各年代の保険料を選出します。

預かった保険料は保険会社で運用するため、年齢が低い段階で預かった方が運用期間を長く設けることができます。

さらに10代の高校生は病気のリスク、つまり保険会社から見た保険金の支払いリスクが低いことから、保険料が抑えられています。

高校生における保険加入のタイミング

高校生が保険に加入するタイミングとしては、自治体の医療費の助成が切れるタイミングが挙げられます。

各自治体では、乳幼児医療費助成制度や子ども医療費助成制度といった、医療費の助成制度が設けられています。

こちらは医療機関を受診したとき、公的医療保険の窓口負担額を自治体が助成するものです。

こちらの医療費助成が何歳まで適用されるのかについては、各自治体によって異なります。

高校生になると親と別行動を取ることが多くなり、行動範囲も広がるため、医療費助成が切れたとしても、引き続き保険でカバーすることが大切です。

特に保険に加入した方が良い高校生は?

特に保険に加入した方が良いのは、遺伝的に持病を抱えやすいと考えられる高校生です。

がんや脳梗塞、心筋梗塞や糖尿病などの疾患を患っていると、保険に加入できないことがあります。

これらは高校生とは無縁の病気だと思う方もいるかもしれませんが、親が持病を発症していれば、子どもにも遺伝する可能性があります。

糖尿病は生活習慣から起因するものと、遺伝的要因で発症するものとがありますし、遺伝が原因で発症する遺伝性腫瘍というものも存在します。

こういった遺伝的な病気はいつ発症するかわからないため、早めに保険に加入しておくことが大切です。

自動車保険への加入もおすすめ

高校生は18歳になると自動車運転免許が取れますが、まだ運転に慣れていないうちは自己を起こす確率が比較的高いです。

そのため、免許を取る予定があるなら、自動車保険への加入も検討しましょう。

自動車を運転する方には、自賠責保険の加入が義務付けられています。

しかし強制加入の自賠責保険では、保障範囲が相手方の補償に限られる上に、補償額に上限があります。

よって、任意の自動車保険で補償を上乗せするのが大切です。

まとめ

高校生に保険は必要ないと考えていた方もいるかもしれませんが、実際はそのようなことはありません。

高校生にもケガや病気のリスクはありますし、特に遺伝的な持病のリスクが高い場合については、保険で備えておくに越したことはありません。

また高校生が保険に入るのであれば、他の助成制度との兼ね合いも考慮すべきです。

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