近年、資産運用への関心が高まりつつあります。
しかし、具体的にどのようなことをするのか分からない、という人もいるでしょう。
資産運用とは、いったいどのようなものでしょうか?
また、その方法にはどのような種類があるのでしょうか?
その内容と主な種類について、簡単に解説します。
資産運用とは?
資産を得るためには、まず働いて収入を得る必要があります。
しかし、お金を増やす方法はそれ以外にもあるのです。
その1つが、資産運用です。
資産運用というのは、お金に働いてもらうと言われる方法です。
持っている資産を動かすことで、それを増やしていくことをいいます。
一般的には、不動産や株などが思い浮かぶでしょう。
不動産の場合、例えば土地を買って値上がりした時に売る、という方法もありますが、最近主流となっているのはアパートなどを買ってその家賃収入を得るという方法です。
必要な資産は多いのですが、管理を管理会社に任せていれば手間もかかりません。
また、最近では不動産投資のクラウドファンディングも増えてきていて、少額でも不動産投資が出来るようになっています。
多くの人が資金を出し合い、出た利益を分配することになります。
株であれば、株式市場に上場している企業の株を買い、株価が上がった時に売ることで利益を得ることが出来ます。
また、保有し続けて配当金などによる利益を得ることもできます。
信用取引であれば、株を売って買い戻す空売りで利益を得ることも可能です
資産運用は他にもある
上記のような不動産投資や株取引などが資産運用としては一般的なのですが、それ以外にも資産運用の方法はあります。
その1つが、保険です。
保険と言えば、生命保険の様に「万が一の備え」というイメージがあると思います。
しかし、それだけではなくお金を貯めたり増やしたりすることが出来る保険もあるのです。
代表的なものとして、養老保険があります。
養老保険は一定期間加入して保険料を支払うことで、満期になった時に満期保険金が支払われるのと同時に、死亡時などは満期の時と同額の保険金が支払われる保険です。
また、学資保険というのもあります。
これは子どもの教育資金を貯めることを目的としたもので、子どもに何かあった時は保険金が支払われ、保険料を支払っている最中に親が亡くなった場合などはそれ以降の保険料の支払いが免除されるようになっています。
まとめ
資産運用というと不動産投資や株取引などの投資が思い浮かびますが、保険に加入することで万が一に備えつつ資産を形成するという方法もあります。
また、保険によっては支払った保険金の運用方法として投資信託を選ぶことが出来るものもあり、積極的に資産を運用できるものもあるのです。
保険の種類によっては充分に資産を増やすことが出来るものもあるので、資産運用を考えている場合は検討してみてください。