「生命保険」と「損害保険」の違いについて

保険の知識

人生、一寸先は闇というように、予期せぬ不幸が襲うこともあります。
不測の事態に対し、保険に加入することで備えることができます。
しかし、保険にはいくつかの種類があるため、加入するべき保険が何かわからない人もいるでしょう。
保険の代表的な種類である「生命保険」と「損害保険」の違いについて、解説します。

生命保険と損害保険の違いとは?

保険の大まかな種類には、生命保険と損害保険、その他の保険があります。
生命保険と損害保険は、どのように違うのでしょうか?
主な違いについて、解説します。

まず、大きな違いは保険の対象です。
生命保険は、基本的に人が対象です。
対する損害保険は、基本的に物が対象となるのです。

生命保険は、基本的に死亡したときや障害を負った時などに保険金が支払われます。
死亡時や障害を負った時には保険料を支払う必要が無くなるのです。
契約内容によっては、入院時や一定以上の治療を受けた時にも所定の保険料が支払われますが、この場合は、完治後や退院後も保険料を支払い続ける必要があります。

一方、損害保険は家や高額な品などが対象となり、壊れたり傷ついたりした時に保険金が支払われます。
保険料を支払う必要が無くなるのは、対象となる品が失われたときか解約したときだけです。

生命保険と損害保険の主な種類

生命保険と損害保険には、様々な種類があります。
特に、損害保険の種類は非常に多いため、全ては紹介しきれません。
生命保険と損害保険それぞれの、代表的な種類について解説します。

生命保険の代表的なものは、一生涯保障される終身保険です。
主に死亡時や重度の障害を負った時に保険金が支払われますが、途中で解約したときは解約返戻金を受け取ることが出来るため、貯蓄にもなります。

一方、定期保険は年齢や年数によって加入期間が決まっている掛け捨ての保険です。
20年や60歳までと契約時に決めておく保険で、途中で解約した場合は特に返還されるものはありません。

また、養老保険というものもあり、死亡時に死亡保険金が支払われるほか、設定された満期になると満期保険金が支払われます。
死亡保障と貯蓄を兼ね備えているため、資産形成にも役立ちます。

老後の生活に備えて、個人年金保険に加入する人もいます。
保険料を毎月支払う代わりに、一定の年齢になると一定期間、もしくは一生にわたって、毎月一定額の年金を受け取ることができます。

損害保険の代表的な種類として、まずは火災保険が挙げられます。
住宅を対象として、家事になった場合に建物や家財の補償を受けられる保険です。
特約を契約することで、水濡れや雪害、風害などでも補償を受けられます。

火災保険と一緒に加入する、地震保険というものもあります。
地震保険は、家財や住宅が地震で被害を受けた場合に補償する保険です。
地震に伴う、噴火や津波なども対象に含まれます。

自動車保険も、損害保険の一種です。
自動車保険には、自動車を保有している場合に加入が義務付けられている自賠責保険と、任意に加入する自動車保険(任意保険)があります。

自動車保険は、自賠責保険でカバーできない対人・対物賠償に対応しています。
自動車事故が起こった時の賠償は非常に高額となる可能性が高いのですが、自賠責保険では対人賠償のみが対象で上限があるため、別途自動車保険に加入している人が多いのです。

日常生活で他の人の物を壊した場合などに備えるのは、個人賠償責任保険です。
自転車での他者との接触や、犬がかみついた場合などが対象です。
自動車保険などに加入すると、含まれていることもあります。

まとめ

「生命保険」と「損害保険」は代表的な保険の種類で、さらに多くの種類に分かれていきます。
生命保険は、保険期間と保障内容、途中解約の際の解約返戻金等の違いがありますが、基本的には死亡時に保険金が支払われます。
損害保険は、対象となる物に被害が生じた場合に、損失を補償します。
火災保険や自動車保険なども、損害保険の一種です。

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