【新宿で変額保険】変額保険の特別勘定における主なリスクについて

変額保険

変額保険は、特別勘定で積立金を運用します。

運用実績次第では、受け取れる保険金などの金額が変動します。

しかしこちらの勘定については、投資に関するさまざまなリスクがあります。

変額保険を運用するのであれば、内容について把握しておかなければいけません。

今回は変額保険の特別勘定における主なリスクを解説します。

変額保険の主なリスク7選

変額保険の特別勘定には、主に以下のようなリスクがあります。

それぞれに理解を深めて投資を行うのが大切です。

・資産配分リスク
・価格変動リスク
・金利変動リスク
・為替変動リスク
・信用リスク
・カントリーリスク
・流動性リスク

資産配分リスク

変額保険の特別勘定には資産配分リスクが存在します。

こちらは分散投資におけるリスクです。

分散投資を行う場合、投資成果の悪い資産への配分が多くなる可能性があります。

そうなると、投資全体の成果を悪化させることにつながります。

こちらが資産配分リスクです。

価格変動リスク

価格変動リスクは、文字通り投資対象商品の価格が変動するリスクです。

売却時の価格が購入時より高いか低いかが確実でないことを指しています。

例えば有価証券等の市場価格が変動すると、資産価値が減少する可能性があります。

変額保険の特別勘定にはこのようなリスクもあります。

金利変動リスク

金利変動リスクは、文字通り金利の変動によって資産の価値が変動するリスクです。

市場の金利が上がっていれば、債券価格は下がります。

なぜなら低い金利の債券を買い、もっと有利に投資しようと考える方が増えるからです。

変額保険の投資信託等でもこのようなことが起こり得ます。

為替変動リスク

為替変動リスクは、為替相場の変動によるリスクです。

相場が変動することで、外貨建ての資産の円換算額に損益が生じるリスクをいいます。

外貨建て資産では、換金・償還時に円安になっていれば為替差益を得られます。

一方円高になっていると、円の受取額が減り為替差損を被ります。

信用リスク

信用リスクは、有価証券等の発行体におけるリスクです。

これらの企業が経営不振などの理由により、債務不履行を起こす可能性を指しています。

経営不振などが起こると、発行体の有価証券等の価格は下落します。

倒産すれば、投資元本が償還されないおそれもあります。

つまり信用力の低い発行体ほど信用リスクは高いということです。

カントリーリスク

カントリーリスクは、投資対象国や地域によって起こる変化と関連するリスクです。

投資対象国や地域では、政治や経済の状況の変化が起こることがあります。

これにより証券市場や為替市場に混乱が生じると、投資した資産の価値が変動します。

特に国債などに投資する場合、発行元の国の政治経済状況はとても重要です。

流動性リスク

変額保険の特別勘定には流動性リスクもあります。

市場における売買量が低下すると、最適な時期に有価証券等を売買できません。

これにより、機会損失が生じることがあります。

例えば企業の不祥事で、その企業の上場が廃止されたとします。

すると当該企業の株式の出来高が極端に減り、値が付かず売却できない場合があります。

上場廃止になっても企業が倒産しない限り、配当を受け取る権利などは消滅しません。

しかし上場廃止になると、市場を通じた株式の売買はできなくなります。

そのため売り注文が殺到し、値が付きづらくなります。

まとめ

ここまで、変額保険の特別勘定における主なリスクについて解説してきました。

変額保険は、株式や投資信託を自身で選んで運用する必要がありません。

プロに運用を任せられるため、時間があまり取れない方には向いています。

ただし、特別勘定にもリスクがあることは理解しなければいけません。

つまり投資のプロによる運用でも、必ずしも利益が出るとは限らないということです。

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