【新宿で変額保険】変額保険の種類ごとの活用例について

変額保険

変額保険には3つの種類があります。

具体的には終身型と有期型、変額個人年金の3つです。

またこれらは同じ変額保険でも、活用の仕方が異なります。

そのため、どれが自身に向いているかは慎重に判断しなければいけません。

今回は変額保険の種類ごとに活用例を中心に解説します。

各変額保険の特徴について

終身型は、一生涯にわたって保障が継続する変額保険です。

死亡保険金、高度障害保険金は運用実績によって毎月増減します。

満期保険金はありません。

有期型は保険期間が65歳まで、35年間などと決まっているタイプです。

保険期間は商品ごとに異なります。

また被保険者が無事に満期を迎えると、満期保険金が支払われます。

変額個人年金は、個人年金保険というジャンルの一つです。

個人年金保険は、死亡時ではなく受取開始年齢に年金形式で給付金を受け取るものです。

変額個人年金では、運用実績によって給付される金額が変動します。

変額保険を活用したい方は、まずこれらの種類ごとの違いを理解しましょう。

終身型の変額保険の活用例

終身型の変額保険は、以下の2つの活用例が考えられます。

・死後の整理費用の準備
・相続対策

終身型の解約返戻金は元本割れする可能性があります。

ただし使い方によっては、そのデメリットを上回るメリットがあります。

まず保険料については、定額型の終身保険よりも安くなります。

また死亡保険金には最低保証があり、最終的には金額が増えることもあります。

そのため解約をしない前提であれば、一生涯の保障を安い保険料で確保できます。

こちらは死後の整理費用の準備や、遺族に十分な保険金を遺すことにつながります。

ちなみに終身型の変額保険は、長期の資産形成としても活用できます。

有期型の変額保険の活用例

有期型の変額保険は、元が養老保険であるため主な目的な貯蓄です。

そのため死亡保険金の最低保証はあるものの、それはあまりメリットとは言えません。

例えば投資信託であれば、元本割れしている場合は回復を待つことができます。

一方有期型の変額保険は、満期を迎えたら元本割れでも損失を確定する必要があります。

保険期間が長期の場合、保険料を分散した投資が可能です。

よってリスクは減りますが、こちらは有期型の変額保険を選ぶべき理由とはなりません。

純粋に資産運用を目的とするのであれば、制限の少ない投資信託の方がおすすめです。

ただし学資保険の代わりに活用するのであれば、終身型よりも有期型が向いています。

有期型の変額保険は、終身型と比べて将来の保険金支払いのための費用が少ないです。

そのため貯蓄性が高く、学資保険の代わりとして機能する可能性は十分にあります。

変額個人年金の活用例

変額個人年金保険は、退職金の運用先として活用するのがおすすめです。

会社員や公務員として働く方は、定年退職によって大きな退職金が手に入ります。

こちらを生活費に充てる方もいれば、他のことに使う方もいます。

ある程度金額に余裕があるのであれば、一部は変額個人年金に投資すべきです。

具体的には、まず生活費を普通預金などの換金しやすい金融商品に割り当てます。

そして残りの一部を積極的に運用するために、変額個人年金を活用します。

今の時代、退職金や年金だけで老後の生活費をまかなえるとは限りません。

年金の受取年齢も年々高齢化しています。

そのため貯蓄も大事ですが、余剰資金を増やしていくことも大切です。

まとめ

ここまで、変額保険の種類ごとの活用例について解説してきました。

どのように各種変額保険を活用するのかは、もちろん加入者の自由です。

しかし、それぞれの変額保険には向き不向きがあります。

その詳細については、加入する前に把握しておかなければいけません。

メリットを活かしきれず、漠然と保険料を支払うようなことはないようにしましょう。

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