女性向け医療保険のメリットと言えば、なんといっても女性特有の病気やがんなどに備えられるという点です。
そのため、若いうちからリスクに備えたい女性にはおすすめです。
また、実際は他にもメリットがいくつか存在します。
今回は、女性向け医療保険の意外なメリットについて解説します。
女性向け医療保険の意外なメリット4選
女性向け医療保険には、以下のような意外なメリットがあります。
・個室や少人数部屋を希望しやすい
・長期の入院にも対応できる
・プラスアルファの保障がある
・ボーナスが受け取れる可能性がある
各メリットについて詳しく説明します。
個室や少人数部屋を希望しやすい
女性向け医療保険に加入していれば、入院時に個室や少人数部屋を確保しやすくなります。
なぜなら、入院給付金の上乗せ保障が得られるからです。
女性特有の病気で入院する際、個室でプライバシーを守りつつ、治療に専念したいと考える方は多いでしょう。
しかし、自ら個室や少人数部屋を希望すると、差額ベッド代を請求されるのが一般的です。
差額ベッド代とは、正式には特別療養環境室料というもので、部屋の設備状況によって別途発生する料金をいいます。
個室や少人数部屋は特別な療養環境にあたるため、利用するにはこちらの費用が発生します。
また、差額ベッド代は1日あたり平均で約6,300円かかります。
そのため、例えば個室を希望して6日間入院した場合、それだけで約37,800円の出費です。
女性向け医療保険に加入していれば、もし個室や少人数部屋を希望して差額ベッド代がかかったとしても、入院保険金の上乗せ保障で対処しやすいです。
長期の入院にも対応できる
女性向け医療保険は入院に関する保障が厚く、長期の入院にも対応しやすくなります。
切迫流産や切迫早産の場合は、安静が必要になるため1~3ヶ月間、場合によっては出産の直前まで管理入院をしなければいけないこともあります。
また、安静入院後に帝王切開を行うケースも多く、その場合は自然分娩と比べて入院期間が長くなることも考えられます。
このように、経済的な負担が大きくなる確率を考慮すると、長期入院にも対応できる女性向け医療保険は大きな支えになります。
プラスアルファの保障がある
掛け捨て型の女性向け医療保険の場合、基本保障以外にもプラスアルファの保障が多く用意されているのが特徴です。
掛け捨て型は、貯蓄型よりも保険料が安い上に、医療保障に重点を置いています。
そのため、付帯できる保障の内容が充実しています。
具体的には、先進医療を受けた際に別途一時金が支給されたり、セカンドオピニオンサービスが受けられたりします。
掛け捨て型の女性向け医療保険を選ぶ際は、パンフレットやWebサイトなどにより、これらの保障内容についてもチェックすべきです。
ボーナスが受け取れる可能性がある
女性向け医療保険の中には、ボーナスを受け取れる商品もあります。
基本的に、女性向け保険は掛け捨て型の商品が多いですが、貯蓄型の場合はお祝い金などのボーナスが用意されています。
また貯蓄型の女性向け医療保険では、病気などにかかって給付金を受け取った場合でも、数年ごとに生存給付金が受け取れるというメリットがあります。
ただし、貯蓄型は掛け捨て型と比べて保険料が割高になるため、あくまで総合的に比較して加入するタイプを判断しなければいけません。
まとめ
女性ならではの病気に備えるために、女性保険に加入しようと考える方は多いかと思います。
もちろんその考え方は間違っていませんが、加入を検討するのであれば、他のメリットにも目を向けてみましょう。
特に、一般的な医療保険と比較する際には、それぞれのメリット・デメリットを隅々まで理解することが大切です。
今後の自身を助けるのが医療保険であるため、慎重な選択が求められます。