保険に加入しようと考えた時、若しくは今入っている保険を見直そうと思った時は、誰かに相談したいと考える人も多いでしょう。
保険についての相談は、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談しましょう。
なぜFP(ファイナンシャルプランナー)に相談するべきなのか、メリットを解説します。
FP(ファイナンシャルプランナー)とは?
そもそも、FP(ファイナンシャルプランナー)というのは何なのか、知らないという人もいるでしょう。
FPは、端的に言えばお金に関するプロです。
FPはFP技能検定を受験して、合格することで資格を得ることができます。
1級、2級、3級に分かれていて、学科試験と実技試験が行われます。
3級の合格率は70%ほどと合格しやすいのですが、2級は30%前後、1級になると10%前後しか合格できません。
難しい試験を突破したFPは、相談者に合わせた総合的な資産計画を立案して、経済的な側面からサポートしてくれる専門家です。
お金に関して、幅広い知識を備えているのです。
例えば、不動産・金融資産の運用方法や、社会保障制度の現状、退職後のプランニング方法、税金関連など、お金について幅広い知識を持っています。
また、保険についても詳しく知っています。
生命保険の活用方法やリスクマネジメントについても、FPに相談するべきことです。
お金のことを相談とはいっても、何も「お金を増やすにはどうしたらいい?」といった質問に答えるわけではないので、注意してください。
それよりも、現在のお金の使い方から無駄を省いていく、というのが近いでしょう。
FPは、相談者の目標や夢を実現できるようにアドバイスをしてくれます。
家族構成や資産、家計の状況など多くのデータを分析して、ライフスタイルや価値観、ライフプランなどに合わせた長期的な資産設計と計画に伴うアドバイスをして、実現をサポートしてくれるのです。
なぜ、保険相談はFPにするべきなのか
保険の相談はどこにするのかと言われれば、保険会社に相談するべきと考える人は多いでしょう。
しかし、実際に相談するべき相手はFPです。
保険相談をFPにした場合、顧客本位の提案をプロの立場から出してくれるというメリットがあります。
保険は条件や保障内容などが異なる商品が色々とあるのですが、保険会社に直接相談すると、自社で特に力を入れている商品や会社から指示が出ている商品を勧められてしまうことも多いのです。
保険会社に所属していないFPは、特定の保険会社の商品を勧めることはありません。
プロの目線から、的確なアドバイスをしてくれるでしょう。
保険を選ぶときは、必要な支出やライフプランなどを根拠とするべきなので、その点も理解してくれるFPは相談相手としてピッタリです。
複数の保険会社の商品を一括で比較できるのも、FPに相談する強みです。
保険相談窓口は複数の保険会社と代理店契約を結んでいるため、多くの保険会社のプランの中から自分に合ったものを選ぶことができます。
保険会社にはそれぞれ強みがあるため、全ての保険を一社だけに任せるというのは現実的ではありません。
また、何社も連絡を取って確認していくのも大変なので、FPに相談して簡単に比較していきましょう。
保険の相談窓口には無料のところも多いため、気軽に相談できるというのもメリットです。
特に、初めて相談するときは無料の窓口に行った方がいいでしょう。
まとめ
保険は、ライフステージの変化や環境の変化など、何かあった時には見直すべきです。
どの保険に変えればいいのかわからないため、ずっと同じ保険に加入している人もいるでしょう。
保険は、保険相談窓口に行ってFPに相談するのがおすすめです。
専門家であるFPは、一部の保険会社を優先することなく客観的に適した保険を選んでくれ、分からない点は親切に教えてくれるため安心です。