三大疾病に罹った時は、生活の多くが変化します。
その変化に対応できるよう備えておく必要があるのですが、中でも最重要となるのが収入減に対する備えです。
長期間入院が必要なケースもあるため、収入減は大きな問題となります。
なぜ必要となるのか、どのように備えるべきかを解説します。
なぜ備えが必要なのか
収入減に対する備えがなぜ最重要になるのかというと、実際に収入が減る恐れが大きいからです。
収入の減少は、退院後の生活に関係します。
退院後、すぐに元通りの元気な状態になるかと言えば、そうではありません。
三大疾病の場合は完治が非常に難しいものなので、再発の可能性は十分にあります。
無事に退院できたとしても、その後も通院が必要となり、リハビリが必要なケースもあります。
そのため、退院しても、すぐに働けないことも多いのです。
その場合は、休職や退職、転職などを検討する必要があるでしょう。
病気になる前のように働くのは難しく、退院後、しばらくの間はフルでは働けない可能性が高いでしょう。
がんに罹患した方の意見でも、半数以上は「収入が減った」と答えていることから、収入が減る可能性は十分に考えられると言えます。
そのため、収入の減少を想定して事前に備えておくことは、非常に重要なのです。
収入が減った場合の備え
収入が減ってしまうと、これまで通りの生活を続けるのが困難になってしまいます。
今までより収入が減ったにも関わらず、そこに療養費が新たに加わるのです。
まずは、減った収入を何かで補わなくてはいけません。
三大疾病保険に加入していると、診断時や所定の状態で決められた金額を受け取ることができます。
三大疾病の他に、七大疾病保険というものもあります。
保険に加入していて保険金を受け取ることができれば、数カ月分の収入源を補うことができるでしょう。
ただし、保険の内容によって保険金の金額も異なります。
そのため、どのような保険に加入するべきか、まずは必要な金額を受け取れるように試算しましょう。
そして、一時金を受け取った時も、一気に使わずに、今後の生活費などに充填できるようにしておく必要があります。
まとめ
三大疾病に罹ると、様々なリスクが生じてしまいます。
その中でも収入の減少は大いに困ることとなるため、対策の中でも最重要となるでしょう。
収入減への対策は、保険に加入して保険金を受け取るのが最も有効な方法と考えられます。
そのためには加入する前に保険の内容を知り、十分な補償を受けられるか確認してみましょう。